野菜経理マンの米国株ブログ 

投資の基本事項から勉強してシンプルに書きたい 個別銘柄、会計基礎も記載予定

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【失敗談】FXで60万溶かしてきた②


こんにちは。野菜経理マンです。


前回記事



前回記事の続きとなります。
簡単に言うとFXで何ぼかやったけど、振り返ると60万無くなってたね
という流れの記事です。繰り返しますがFXを批判する記事ではありません。


1.南アフリカランド(ZAR)を買っていたら30万無くなっていた
2.アービトラージをしたけど儲からない/(^o^)\

3.なんちゃらアカデミーの講座に20万払う
4.【悲報】やっぱり10万円失ってしまう
5.そして何を得たのか


の3番からです。ここまででマイナス30万なので、残り30万ですね。


3.なんちゃらアカデミーの講座に20万払う

これはFXの有料講座をやってみた話なのですが、その前の経緯のお話をします。
2.のアービトラージの時期と同じくらいに、飛行機で東京に出かける用事があり
機内で暇つぶしに読む本を書店で探していました。
当時は本格的に投資のことを考えていたほどでもなかったのですが、何か給料以外に金を稼げるヒントがあればいいなー という漠然とした考えがあり、たまたま空港の書店で平積みされていた「年収X円からY円になったZさん」のようなタイトルの本を手に取り読むことにしました。


そこには主に不動産投資でサラリーマンとしての信用を使って借金し、アパート経営をして大成功しました、という趣旨の事が書かれていました。
そういう世界があるのか・・とやってみたい気持ちにはなったのですが、
どうも調べてみると年収の条件的に足りない感じで、当時は断念せざるを得ませんでした。


ですが、その本には別の副業についてもいくつか書かれており、その中にはFXの内容も書かれていました。
さらに、その本を出版している所は不動産投資の有料講座を行っており、また別の講師が行うFXの有料講座もあるという事がわかりました。
本格的にFXは勉強したり教わったりした事はなかったのですが、ここはひとつ知識の幅を広げるためもやってみようか、と思いまずは有料FX講座の説明会に行くことにしました。


説明会は東京のみだったので、その用事と別の時に東京へ行き話を聞いてきました。
講座の説明が1時間ほどあり、どうやら相場の動きのチャートに色々線を引いていく考え方で、なんとスカイプで遠隔地でも講義を受けられるとのこと。
私は北海道が拠点なので、光明が見えてきました。
説明会の一番最後に別紙が配られ、有料講座の受講料が記載されていました。
そこに書かれていた金額は、4か月間で20万円でしたが、少し考えて申し込みました。

*チャートはこんな雰囲気で、自分で線を引いていきます。MT4というソフトです。
これはドル円で、左から右に向って過去から現在、上のほうがドル高という事を表す。


スカイプでの講義が始まりました。
結構納得できる話も多く、何となく手ごたえがありそうな気がしてきます。
方向としてはほぼテクニカル分析至上主義です。


テクニカル分析とは、チャートのそれまでの軌跡から将来の値動きを予測する手法です。
主にライン分析が中心の内容で、ホリゾンタルライン(図では斜めの茶色い線)
やトレンドライン(黄色の水平の線)に基づいて、基本的に順張りを行い
ラインを超える(ブレイク)したら少し戻ったところを超えた方向に張る
ような方法です。


講義では宿題が出て、受講者が課題として出されるチャートにラインを引き、推移のシナリオを作成します。ほぼ初心者でしたが、最後の方では基本的な描画方法を覚えることが出来ました。


また、投資額に対する証拠金割合はまずは250%を維持する、や
トレードプランとしてエントリー(買ったり売ったりすること)から
ここまでいけばいくらで利確で逆にマイナスになったらいくら損切りで
これを2:1にして管理する
など基本的な資金管理、リスクリワード管理のノウハウも教えてもらえました。
エントリーして買いか売りの状態を持つことをポジションを持つ、とか取る、と言います。


最初はデモトレードという仮想口座での練習を行いました。
おそらく大半のFX業者のほうで用意されていると思います。


しかし、今思えばリスクオフ(市場が先行きを警戒する場面)では
安全資産が買われ円高になるとか、新興国通貨の金利の話とか
そういったファンダメンタルズに関する基本的な内容はほぼ無かった気がします。
むしろそういう概念はノイズのようなものととらえており、
やはりテクニカル至上主義の手法でした。


4.【悲報】やっぱり10万円失ってしまう

ともかく、
これだけやれば大丈夫だろうと思い、いざ実戦。
楽天FXの口座に20万円を入れ、最小証拠金の1,000通貨で始めました。
これだとドル円が100円から101円になると、1,000円の利益です。下がると逆。
通貨ペアはベーシックなドル円とユーロドルで行いました。


しかし数か月たっても資金は減る一方でした。
損切りの比率が多く、70%近い負け率だったと思います。
スマホからも見れるので勤務時間にトイレに行ったりするときに
眺めたり、急に動いたりするときに焦って決済する場面もありました。


私は家計簿をつけており、「FX収入」という項目を新たに作ったのですが
その項目は最後まで日の目を見ることはなかった。


また撤退ラインを決めており、それは当初の20万のうちの10万でしたが
残念ながらそこを割ってしまいました。


有料講座は延長することができましたが、終了することにしました。


そして野菜経理マンはすべてポジションを決済し、口座の残を全額預金に戻すべく
そっと振替ボタンを押したのだった・・


当然有料講座の返金保証なんかもありませんね。
という訳で、ここまでで計60万使ってしまったのでありました。




また長くなりましたので、最後の

5.そして何を得たのか

は次回に記載します。これらの失敗から振り返った考察の予定です。
まあこれは米国株ブログなので結論の一部はご想像の通りだと思いますが
その他にもちょっとだけ書くんじゃよ。


次回記事




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と思った方は猛プッシュしてください。
FX収入はきちんとマイナス記載しておくんだぞ
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